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2021.09.03

2021年秋冬野菜コース始まりました

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農業実践教室2021年秋冬野菜コース、おかげ様でたくさんの生徒さんにお集りいただき、8月からスタートしました。受講生の皆さん、5か月間どうぞよろしくお願いいたします。

8月の講義は、農業の中で、一番分かりにくい「土作り」についての座学をコッテリ行いました。

というのも、土作りに使われている言葉の意味や作業の目的を理解していないと「ただ作業しているだけ」で終わってしまうからです。

座学では、堆肥と肥料についての説明から始まり、教室での野菜栽培のベースとなっている「BLOF理論」の概要、そしてその理論に基づく農業を実践する際に必要な技術の一つである「太陽熱養生処理」についてお話をしました。

「何もかもが初めて」という方にとって、BLOF理論は難易度が高く思われそうですが、しっかりとした筋が通った理論なので、皆さんの反応を見る限り、超初心者の方でも、BLOF理論に基づく農業を面白いと感じられる方が多いようにお見受けします。知識を持つほどに、面白くなるのが農業です。座学で学ぶことで、これから始まる野菜作りに対してモチベーションアップです。

それにしても、今年も8月は暑かったです!!

8月の講義では、春夏野菜コースで育てたスイカが大活躍しました。麦茶をいくら飲んでも収まらないノドの渇きも、スイカを食べると収まりますね。

 

8月の実践の講義は、ニンジンの種播き

堆肥&肥料ふり

クワの使い方の練習と畝たての実践

キャベツやブロッコリーの定植、そして防虫ネット張りまで、次々と実践していただきました。

クワを握るのも初めて!という方は、初めての体験の連続で大変だったのではないかと思います。

そして「自分苗」づくりも。

「自分苗」というのは、教室で小さなポットに種を播き、ご自宅に持ち帰って、それぞれご自身で育てる苗のことです。

自分で苗を作ることで、発芽の瞬間に立ち会い、発芽の喜びを体験すること、自分で苗を育てられるようになることで野菜作りの幅を広げていただくこと、が目的で、講義に組み込んでいます。

今の時期、皆さんから続々と自分苗発芽のご報告が入ってきます。皆さんそれぞれ、発芽の喜びや驚きをご自宅で体験されているようで、嬉しい限りです。

 

2回目講義で皆さんに定植していただいたブロッコリーやキャベツ苗は、9月に入ってこんな感じになりました。

スクスクと育っています。

秋冬は、干ばつ、日照不足、長雨、台風、のどれかは必ずアル・・という感じですので、天候不良にやられっぱなしではなく、できる対策は全て打って、美味しい野菜を皆さんに楽しんでいただけるようにしていきたいと思います。

受講生の皆さん、一緒に楽しみながら頑張りましょう!

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