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2019.06.24

土壌分析の会~家庭菜園の土壌分析

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前回のブログを書いてから1か月以上が経過してしまいました。

この1か月、教室では色々なことを皆さんにやっていただき、畑では色々なことがあったのですが、今回は一気にワープして、先日開催した土壌分析の会の話。

 

今回も、受講生、卒業生、そして来期からご参加されることが決まっている未来の受講生の有志の皆さんで「土壌分析の会」を開催いたしました。

土壌分析の会は、皆さんご自身の畑の土を科学的に分析して、土の中の各種成分量を可視化しましょう、という会です。

 

土壌分析では、pHとアンモニア態窒素、硝酸態窒素、リン酸、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、マンガン、塩素、を計測します。

今回は、分析のための作業を皆さんにやっていただきました。間違えると、施肥の前提が狂ってしまうので、皆さん真剣です。

入れる量を間違えないよう、指差し確認しながら作業を進めていただきました。

土壌分析は、土を溶かし込んだ溶液を試薬と反応させて、その反応色の濃淡で各種成分の量を見ていきます。

写真↑右手前にある黒っぽいモノが反応色を読み込む検定器です。パソコンに繋がっていて、ココに試験管を差し込んで濃度を読み込んでいきます。

この反応色の濃淡の計測については色見本があって、肉眼でも計測できるといえばできるのですが、我が肉眼は、その辺は全くアテにならないので、いつもこの検定器で測ります。

で、今回の皆さんの計測結果は・・・。

「畑の中の成分量の実態」が「土に何をどれだけ入れたか・・・あるいは、入れなかったか」と一致していました。

ある数値がすごく高い値で出た方に数字のコトは言わずに「もしかして●●をたくさん撒きましたか?」とお聞きすると、「ハイ、いつもはパラパラと入れるのですが、今回は袋を開けて、ドバッと入れちゃいましたっ!!」

(/・ω・)/オォ・・・

有機栽培をしていると、あまり高く出てこないはずのある数値が、とても高く出ている方がいらっしゃったので、「あれ、なんでだろう?何を入れたんですか??」とお尋ねしたところ、「〇〇の数値が高く出た自家製堆肥を入れました」とのこと。ナルホドでした。

お庭の畑の土を2検体ご持参された方の場合、その2検体で全く違う分析結果になったのですが、使用状況をお聞きすると、一方は何も入れず何もまだ育てていないエリアで、もう一方は野菜を育てているエリアだとのこと。これも数字結果に納得です。

そんな感じで、今回の皆さんの家庭菜園、土の中の各種成分量は人によってホントに違うなーと思いました。

野菜作りをする際に土の中の成分量を測ってから肥料を入れるというのは、味見をして味を確かめながらお料理を作っていくことと一緒だなーと思います。それぞれ熟練になってくると、味見をしなくても一発で料理の味が決まり、土壌分析をせずとも草勢を見て入れるべき肥料とその量が分かる、という感じなんでしょうね。

というわけで、土壌分析の会。

みなさんの土が個性あふれる土ばかりで、面白かったです!

この後、それぞれの畑に対して、ミネラルの施肥設計をご提案してきます。野菜の生育に必要な養分をちゃんと土に入れてあげることで、この秋冬、健康な野菜を育てていきましょう!

 

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