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2022.02.19

2022年春夏野菜コース 準備万端です!

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2月も半ばを過ぎました。

間もなく第32期農業実践教室春野菜コースが始まります。

教室スタートの準備は、着々と進んでいます。

春夏野菜コースで使う野菜の種たちが続々と手元に揃ってきています。写真に載っているのは、ほんの一部です。

色々な野菜を作っていると、種を集めるこの段階からワクワクします。旅行に行く前日までのトキメキと同じですね。

教室で育てていただく野菜の苗の育苗も始まりました。

 

そして、畑の土作りも準備が進んでいます。

「土作り」という言葉は、非常に曖昧な言葉で、人によってやっているコトが違います。農業実践教室で実践している「土作り」とは、土壌分析(土の中にどんな成分がどのくらい残っているのか科学的に調べること)と施肥設計(科学的に必要量を計算して、入れる肥料の種類や量を決めること)を行い、各種肥料を適量施肥した上での太陽熱養生処理の実践や緑肥栽培といった手法を主に指します。

太陽熱養生処理は、「土ごと発酵」という表現をされる方もいらっしゃいます。微生物の餌をたくさん持った堆肥と微生物、そして栽培に必要な肥料を一緒に入れて耕うんし、十分な水を与え、マルチシートで土壌をピッタリと被覆し、その中で、微生物による発酵を進めていくことで、土壌の物理性、化学性、微生物性を一気に改善していく技術を指します。似たような言葉で、太陽熱消毒、太陽熱殺菌といったものがありますが、目的が違い、やり方も少し違います。モノ作りは「神は細部に宿る」で、ちょっとやり方が違うと、効果も違います。

 

3月に教室ではジャガイモを植え付ける予定なので、ジャガイモ用のエリアに施肥をして、散水をして、土作りの技術の一つである太陽熱養生処理を始めました。

出荷用野菜エリアも、こんな風にマルチシートを張って、どんどん太陽熱養生処理を始めています。

この時期は、1ヵ月くらい太陽熱養生処理期間を持ちたいので、3月に種まきや植え付けを予定している所は、2月中に養生処理を仕込んでおくようにしています。

教室がスタートしましたら、太陽熱養生処理は、そのプロセスを分解して、生徒さんには段階的に作業を実践していただいたり、結果を体感していただきます。家庭菜園でも実施可能な技術ですので、取り入れて、より良い結果を出していただければと思います。

 

さて、農業実践教室。

教室開始時間が朝早ければ、こんな風に↓ステキな光が広がる朝の景色をご堪能いただけるのですが

朝早いと、前日遅くまでお仕事をされていた方や遠方にお住まいの方がとても参加しにくいと思うので、10時30分スタートです。

 

朝の景色は見られなくても、夕方になれば、とてもキレイな夕焼けを見られる日がありますので、

畑にいらっしゃる時には、こうした自然の景色も楽しんでいただければと思います。

皆さんと3月にお会いできることをとても楽しみにしております!

 

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