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2019.08.14

2019年秋冬野菜コーススタートしました!

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8月になりました。

農業実践教室は、秋冬野菜コースがスタートしました。

ここ数年、秋冬野菜づくりコースは、講義初日が一番暑くて大変!という傾向が続いています。子供の頃は、8月を過ごすのがこんなに苦痛ではなかったと思うのですが・・・。

この暑さ、皆さん、引くよなぁ~と心配していたのですが、この夏から新しく入って来られた生徒さんが「何かを始める時には一番辛い状況から始めると、長く続くそうなんですよ」と教えてくださいました。

( ゜Д゜)

何と前向きで素敵な発言でしょう♪

いいことを聞きましたー!ありがとうございます!

 

というわけで。

今年の秋冬野菜コースも、長く野菜作りを楽しんでいただくのに最高のスタートを切りましたよ!

今期もたくさんの皆さんと一緒に楽しく美味しい野菜作りをしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

初回の講義は、これからの講義に向けて「言葉の定義」を共有する必要があるのと、とーっても暑かったので、ランチタイムを挟んで午前と午後、長めに座学をしました。

テーマは「教室の土づくり」です。

「土作り」というのは、人によって内容が全く違うので、教室で言う「土づくり」は、どんなことをやっているのか、具体的にお話をしていきました。

教室の土作りは、基本的には「土壌分析」「施肥設計」そして「太陽熱養生処理」がベースです。

土壌分析と施肥設計は、プロと同じレベルで勉強する必要があるので、教室では、そこはワタシが裏方として事前に済ませておき、皆さんには「施肥」と「太陽熱養生処理」からスタートしていただいております。

ちなみに、自分の畑の土を土壌分析をしたい方は、土壌分析をしてくれるジャパンバイオファームさんを紹介&年に2回教室で「土壌分析の会」を実施するので、そこで分析と施肥設計提案までさせてもらっています。せっかく自分で野菜を作るなら、上手に美味しくて栄養のあるものを作った方がいいじゃん!というのが教室のスタンスです。

 

そんなわけで、堆肥、肥料、太陽熱養生処理、畑で使う微生物などなど「ワタシがかつて分からなかったことで、今では確信を持って分かっていること」をたっぷりお話しました。

既に畑をやっている皆さん、熱心に色々と情報を集めている皆さんは、分からないことを小脇に一杯抱えて教室に参加されているので、色々と質問が出ました。頼もしいです。皆さんの質問のおかげで、濃い座学の時間になったと思います。

 

そうそう、この日は、おやつに春夏コースの皆さんで育てたスイカもいただきました!

 

暑かったけれど、少し屋外での実践もやっていただきました。

第1回目講義日の屋外作業は、肥料ふり、クワの練習と畝立ての実践、そして人参の種播きです。

クワの使い方の練習をして、すぐに「畝たて」の実践です。

初めてクワを握ったという方も、ちょっと練習して畝づくりを実際にするだけで、あっという間にコツをマスターして上手に作業されているのがスゴイです。

そして、ニンジンの種播き。

ニンジンの種播きは、屋外の農作業ですが、手作業で種を播く場合は、体を動かすというより、目を使うという感じの作業かもしれません。

ニンジンの種は、種そのものを「コーティング」しているコート種子と種がそのままの状態である「生種(きだね)」があります。

生種は、茶色くて小さくて、種を土に播けば、まるで土に同化したかのようにその姿は見えにくくなります。ちなみに、コーティングしてある種は、老眼でもしっかり見えます。

そんな見えにくい生種の種播きは、老眼ではない若手の皆さんに主力となって頑張っていただきました。

 

そして8月12日。

まず土曜コースの皆さんが種まきしてくださった分が発芽しました!

 

見えますか?上の方に1個アリマス!

そして8月14日。

水曜コースの皆さんが種播きしてくださった分が発芽しました!

ちなみに、ハーベストクラブの人参畝は、ベテランさんが種まきをしてくださって、全品種(5品種)一気にキレイに揃って発芽!さすがです。

 

というわけで、無事、ニンジンの発芽が始まり一安心です。

ハーベストクラブの畑のように教室のニンジンもキレイに出揃いますように!

 

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