2019.09.20
農業実践教室は台風被害に遭いましたが、皆さんのおかげで復活しました!
9月9日明け方に千葉に上陸した台風15号。
千葉は、大きな被害に見舞われました。
千葉市も被害が大きく、我が家は2日間の停電。畑は、5日間停電していました。停電中は、とても不便で不安だったので、一週間以上経つのに未だ停電中の地域の皆さんの心情を思うと、本当に胸が痛みます。一秒でも早く残りの地域の電力が復活しますように!
千葉市にある農業実践教室の畑もまた、台風の風雨で大きな被害に遭いました。
畑に向かう途中の道から「いつも見える建造物」が見えなかった時のショックといったらありません!
まさかまさかまさかまさか!!! Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
といった感じです。
至って健康な体なのですが、この時ばかりは、心臓が痛くなりました!
ですが、ショックの谷底から早く這い上がるしかありません。
その後は、対策を必死で進めました。旦那さんが建築物の復旧担当、私が畑の復旧担当です。
資材の手配をソッコーで旦那さんが行い、アチコチに飛んでしまった資材の回収(50mくらい先まで、建造物の破片が飛び散らかっていました!お隣さん、スミマセン!!)から始め、畑は種の播き直し、苗の植え直し等などです。
台風直後の月曜日に、お手伝いしてくださっている花園さんがお父様と畑に来てくださり、壊れた休憩スペースの資材の撤去を一気に進めて下さいました。お父様は普段から野球で鍛えた瞬発力を活かして、ものすごーーく手際よく資材を撤去してくださり、これで復旧に勢いがつきました!
翌日から、受講生の皆さん等が代わる代わる畑に来て様々な復旧作業を手伝ってくださり、資材屋さんのスバラシイ働きで金曜日には休憩スぺースの資材が到着、土曜&日曜で受講生やハーベストクラブの皆さんやそのご家族、卒業生の方のお手伝いをいただき、休憩スペースは完成しました!
土曜日のランチタイムは、青空の下で。
あまりにも気持ちが良い青空で、ちょうど喉がいい感じで渇く作業だったこともあり、気持ちよくノンアルコールビールを楽しむ方も。
日曜日は、壁面の防風ネット張りと屋根張りをやっていただきました。
こうして、皆さんのおかげで完成しました!
そして、休憩ペース再建の傍らで、電気屋さんは倒れた電柱を直してくださいました!
この電気屋さんは、普段は脱力系なのですが、いざという時いつも力を貸して下さります。去年の台風の塩害で電線が切れた時にも対応して下さりました。ご本人は「もう廃業したよ!」とおっしゃっているのですが、頼りにしているので、まだまだ頑張って欲しいです。
そして、畑の再建も壊れたトマトハウスの撤去も同時進行で・・。
受講生の皆さん、ハーベストクラブの皆さん、そして、昨日まで週1で研修に来ていた農業大学校の学生さんである鈴木健太郎さんとそのお知り合いである津田沼の「ラ シェット」のシェフとスタッフの皆さん、四街道駅前の「海鮮うまいもんや三代目つぼ八」の店長さんのお手伝いをいただいて、トマトハウスの撤去が徐々に進み、木曜日には懸案だったトマト跡地の太陽熱養生処理を仕込むことができました。
これで来年はさらに美味しく多収穫でトマトが出来るといいな!
台風でペチャンコになったニンジンも、すっくと立ちあがり
虫よけのために被覆していた防虫ネットが飛ばされて、そのままにしていたキャベツは、外葉が台風で吹き飛ばされたりボロボロになりましたが、そのまま放置していたら、新しい葉がどんどん出てきました。
この段階で防虫ネットを外したことがないので、この後どうなるかは分かりません。この部分は、せっかくなので、このまま防虫ネットなしで最後までいってみようと思います。もちろん「放置」ではなく、人間に出来ることはキッチリとやってあげて、あとはカエル君の手助けもいただきつつ。カエル君、ガンバレ!
台風直後から播き直しをしてきた野菜たちは、無事発芽し、どんどん成長を続けています。
というわけで、台風の被害をかなり受けた農業実践教室ですが、たくさんの皆様の愛とご協力のおかげで、何とか無事教室を再開できる状態になっております。
この後は、しっかり野菜の栽培管理を進め、皆さんが気持ちよく楽しく参加できる教室を運営していくことで、皆さんに御恩返しできればと思っています。
ご協力くださった皆様はもちろん、心配して連絡をくださった皆様も、気にかけてくださった皆様も本当にありがとうございました!
まだまだ実質的には復旧の途中ではありますが、教室は通常通り続けますし、10月には春夏野菜コース向けの説明会も開催いたします。
今後とも末永くどうぞよろしくお願い申し上げます!