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2025.11.09

2025年秋冬野菜コース、今年も一つずつ問題解決をしながら進んでいます

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2025年も秋冬野菜コースが始まりました。

とっても暑い夏のスタートとなりました。

皆さん、スイカを食べてガッツで乗り切って下さいました!

今年も9月はほぼ真夏でした。干ばつで水やりに大忙しとなりましたが、10月は一転して雨ばかりで日照不足となり、これはこれでやることが多く、忙しい日々となりました。

あっという間に教室のシーズン的には折り返し地点を過ぎて、色々な野菜の収穫が無事始まりました。

サツマイモも、今年は、ちょっと管理作業にひと手間加えたら、良いモノがたくさん採れました!

その芋を一か月程度倉庫で寝かせて、先日「もみ殻燻炭づくり」の講義をするついでに焼き芋をしたら、本当に甘くておいしかったです!

気候の悪化(長い酷暑、干ばつ、豪雨、日照不足)に対して、打つ手を考えて色々やっているので、今年も作業量が多いのが大変なのですが、でも、真夏に太陽熱養生処理をできた畝では除草を一切していません。なので、その分はラクチンでした!

葉物野菜は、虫害もなく、種播き後、間引き作業を1回しただけで、あとはほぼ放置でキレイでおいしいものを収穫することができました。

小松菜は、葉柄(葉の茎みたいに見えるところ)が、エグミがなく甘くておいしいですね。

 

ここ数年で、秋が極端に短くなっていることを実感しているので、播種時期や苗の定植時期を試しに少しずつ変えています。

 

今年は、ニンジンの播種時期を1回目と2回を2週間ずらしてみました。

今まで通りの栽培暦で栽培すると、暑い時期が長すぎて、葉の徒長が激しく、栄養分を無駄に葉の成長に奪われてしまってもったいないなーと思いまして。

2回目の播種時期に種まきしても収穫祭までに収穫適期サイズでお持ち帰りできるのか???

今月末頃が答え合わせのタイミングです。

播種時期の見直しとともに、品種の見直しもしました。1回目と2回目の種まき時期では品種を変えてみています。形も味も違っていて、面白いです。

 

そうそう、今年は、コロナで止めていたランチタイムのニンジン試食を再開しました。

まだサイズは小さいのですが、すでに甘くておいしいです!収穫適期サイズになったときの味がとっても楽しみです。

 

そして、白菜。

ミニ白菜は、バッチリ大丈夫なのですが・・・。

大きな白菜は、これからがミモノです。

ちょっと大胆な判断をしたところに、色々な偶然が重なって、想定外の生育となっているため、アレコレあがいています。

最近は手をかけた結果が反映されてきている実感があるので、また一つ知識と経験の引き出しが増えたぞ、とニンマリしています。いろいろな意味で最終的な結果が楽しみです。

 

ココには書かないけれど、その他にもイロイロあります。

今年は、今までモンモンと考えてきたことの答えを見つけるためにアグレッシブに仕掛けておいたので、色々な答え合わせができる年になりそうです。

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