2018.07.06
ナスの枝の誘引と整枝
農業実践教室では、夏野菜の人気アイテム「ナス」ももちろん栽培しています。
今年は、4月から5月にかけて、毎日毎日暴風で、色々な野菜の生育が遅れましたが、ナスも生育が少し遅れた野菜の一つです。
生育が遅れていたので、油断して他の野菜の世話ばかりをしていたら、いつの間にか、実がたくさんぶら下がっていました。
葉っぱがモサモサしてきていて、その実が見えないくらいだったので、久しぶりに皆さんで少し整枝をしてスッキリさせました。
ハサミを使ってサクサクと茎葉を落とすと、気分がスッキリするものです。
枝を落としていったら、実がたくさん見えてきました。。。。
たくさんついていた実は、さっそくランチに焼きナスとしていただきました。
ちょっと大きくなり過ぎたものがゴロゴロと。。
カセットコンロの大きさと比較すると、ナスの大きさがお分かりいただけるかと思います。
野趣あふれる規格外サイズのナスは、焼きナスにしていただきました!
ナスがとても甘くてビックリ!
トッピングの青紫蘇は、もちろん、教室の畑で育てた無農薬栽培のものです。ナスが大きいので青紫蘇の多さが目立ちませんが、相当盛っています。
ランチを食べた後は、ナスの「収穫と摘芯のセットでの管理方法」を学んでいただきました。
ナスの枝の誘引の仕方は色々ありますが、今年は「フラワーネット」を利用した誘引をしています。
フラワーネットでの誘引はラクです。力も殆ど要らないですし。
そして、夏にざっくり枝葉と根っこを切り落とす「更新剪定」。
いつやろう、いつやろう。。。と思ってためらっているうちに、その機会を逸する方も多いはず。
教室では、実を収穫するついでに枝をこまめに摘芯をしていくタイプの管理の仕方を学んでいただきました。一大決心が必要な更新剪定より、こっちの方が、気分的にずっと気楽だと思います。
夏野菜の管理は、水やり、整枝、追肥、収穫とやることが多く、そして、この時期は、秋冬野菜の土づくりや苗づくりも始まるので、菜園管理は、できるだけラクできた方が良いです。
というわけで、今年のナスの整枝は、気楽な方法でやっている農業実践教室でした!