2019年栄養価コンテストで、農業実践教室の畑で育てたカブが、紫カブ部門で最優秀賞を受賞しました。

併せてエントリーしたキャベツは、キャベツ部門でノミネートされました。

こうした好成績は、素直に嬉しいです。

特に今回は、教室の講義で受講生の皆さんと一緒に作った堆肥を使った栽培での受賞なので、喜びもひとしおです。最優秀賞の紫カブは、施肥も畝立ても教室の皆さんにやっていただいています(共に初心者の手作業!)。皆さんの丁寧な作業、素晴らしいです。

この紫カブもキャベツも自分で食べましたが、ホントに美味しかったです。これまでの教室で作った野菜も美味しかったと思うのですが(笑)、「美味しさにはレベルの違いがあるな!」と思いました。実際、この紫カブは直売所でもよく売れて(今までの売れ方と違いました!)、思ったより売れる→慌てて畑に走って収穫&補充、の繰り返しでした。

去年の優秀賞をいただいたホウレンソウ、そして今回最優秀賞をいただいた紫カブを通じて、すごく美味しいと栄養価も高いのだな、ということを実感しています。美味しくて自然とたっぷり食べてしまう野菜の栄養価が高ければ、無理なく健康な体づくりに野菜が寄与できます。

you are what you eat

私たちは、自分が食べたもので体が作られています。

農業実践教室では、農薬を使用しないという側面からの安全性の追求だけでなく、硝酸イオンを出来るだけ抑えて栄養価を高めるための野菜作りにこれからも力を注いでいきます。まだ技術眼的な課題も多く、途中で色々な失敗もあるかと思いますが、それも経験として次に活かせるよう努力し、受講生の皆さんと一緒に体に良い野菜づくりをアグレッシブに追求していきたいと思います。

今後とも引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。