野菜づくり講座 春夏野菜コース(水曜クラス)

HOME > 講座について > 春夏野菜コース(水曜クラス)

38期(2025年春夏 3月~7月)
春夏野菜コースとは

春夏野菜コースは、春夏期に作付け・収穫できる野菜の栽培管理を通じて、野菜づくり全般を学ぶコースです。コース期間は3月~7月です。春夏期に栽培する主要野菜10品目を「基本アイテム」と位置づけ、しっかり学びます。基本アイテム10品目を栽培できるようになれば、様々な類似の野菜(お楽しみアイテム等)の栽培も可能です。

講義内容

講義の様子

春夏の野菜づくりは、自然界の仕組みに寄り添って

春夏野菜の無農薬栽培では、剪定管理や追肥等基本的な管理作業と、作物特有の虫害対策や梅雨時期の病気対策が必要です。農業実践教室での無農薬栽培では、植物生理に合った基本的な栽培管理と有用菌等の活用で、虫害・病気の発生を抑えながら育てていきます。本格的な内容を学ぶ場面も出てきますが、自然界の良く出来た仕組みを一歩踏み込んで理解できるようになり、より適正な管理をできるようになって、結果も良くなります。少し深い勉強も楽しみながら、春夏野菜の豊作を目指しましょう。

お楽しみアイテム

お楽しみアイテム

お楽しみアイテムは、栽培期間が教室1期分(5カ月)の期間に収まらないもの、教室で栽培方法をテキスト付きで教える基本アイテムと栽培方法が似ている作物等を“おまけ”で栽培するものです。基本アイテムを学べば、その応用でお楽しみアイテムも栽培できます。
 お楽しみアイテムは、基本アイテムの講義の合間に、可能な範囲で受講生の皆さんに管理に携わっていただき、収穫を楽しんでいただきます。1年間継続して教室に通っていただくと、お楽しみアイテムの全体的な管理を理解できます。

お持ち帰り野菜

お持ち帰り野菜

春夏野菜コースの持ち帰り野菜は、トウモロコシ、トマト、エダマメ等生で食べたり、茹でる、焼く等簡単な調理で美味しく食べられる野菜が多く、受講生に大変好評です。お持ち帰りいただく野菜は、基本アイテム10品目に加えて、「お楽しみアイテム」で秋冬から育ててきたタマネギ、ソラマメ、スナップエンドウ、キヌサヤもあります。
たっぷりお持ち帰りいただきますので、毎日の食卓で、美味しい野菜を存分に楽しんでください。

カリキュラム

講義予定内容

理論・実技
1回目
<理論>
1.畑の準備から栽培、収穫までの流れ
2.土づくりとは
①堆肥と肥料
②太陽熱養生処理
③土壌分析
3.光合成の仕組み
4.堆肥・肥料ふり、畝づくりのポイント
5.野菜の特徴・栽培のポイント(ジャガイモ)
6.土のpHについて

<実技>
・堆肥・肥料振り
・クワの使い方の練習
・畝作り
・太陽熱養生処理
・ジャガイモ植え付け
2回目
<理論>
1.野菜が生長する仕組み
2.資材について:マルチフィルム
3.3月播種・定植のポイント
4.野菜の特徴・栽培のポイント(トウモロコシ、トマト、ナス)
5.育苗(トマト、ナス)
6.お楽しみアイテム(カブ)について

<実技>
・堆肥・肥料振り
・畝作り
・マルチフィルム張り
・保温トンネル作り
・太陽熱養生処理
・育苗(トマト、ナス)
・種まき(カブ)
3回目<理論>
1.4月播種・定植のポイント
2.野菜の特徴・栽培ポイント(ズッキーニ、エダマメ、葉物)
3.育苗(ズッキーニ、きゅうり、スイカ)
4.霜よけ、保温
5.種と品種改良について
6お楽しみアイテムについて(長ねぎ、カボチャ)

<実技>
・定植(ズッキーニ、スイカ)
・霜除け
・種まき(ズッキーニ、キュウリ、スイカ、エダマメ、葉物)
4回目<理論>
1.アブラムシが発生する原因と予防、対策
2. 野菜の特徴・栽培のポイント(トマト、キュウリ)
3.お楽しみアイテムについて(生姜)
4.雑草対策・除草方法色々

<実技>
・定植(トマト、キュウリ)
・種まき(生姜)
・各種野菜管理
・除草
5回目<理論>
1.5月播種・定植のポイント
2.野菜の特徴・栽培のポイント(ナス、スイカ)
3.ズッキーニ追肥、風対策、病害虫対策
4.トマト追肥
5.お楽しみアイテムについて(唐辛子)

<実技>
・定植(ナス、スイカ、唐辛子)
・ズッキーニ追肥、風対策等管理
・その他各種野菜の栽培管理
6回目<理論>
1.スイカの摘心・整枝
2.トマトの整枝・誘引と病害虫対策
3キュウリ誘引・追肥と病害虫対策
4.インゲン追肥と病害虫対策
5.堆肥の作り方

<実技>
・スイカ摘心・整枝
・トマト整枝・誘引等管理
・きゅうり誘引・追肥等管理
・インゲン追肥等管理
・その他各種野菜の栽培管理
・廃菌床堆肥づくり
7回目<理論>
1.梅雨対策
2.納豆菌、酵母菌、乳酸菌の特徴と培養方法、活用方法
3.トウモロコシ獣害対策
4.お楽しみアイテムについて(落花生)

<実技>
・各種野菜の栽培管理
・納豆菌、酵母菌、乳酸菌の培養、散布
・防鳥ネット張り
・種まき(落花生)
8回目<理論>
1.トウモロコシ虫害対策
2.ナスの整枝・誘引と病害虫対策
3.水分計で土壌の水分を確認する
4.夏野菜の収穫適期の見分け方と収穫方法

<実技>
・トウモロコシ虫害対策
・ナス整枝・誘引等管理
・その他各種野菜の栽培管理
9回目<理論>
1.多品目栽培での畑の回し方
2.緑肥を使った畑のメンテナンス
3.家庭菜園での畑のメンテナンス
4.糖度計で野菜の糖度を測る

<実技>
・各野菜の栽培管理
・定植(長ネギ)
10回目<理論>
1.春夏野菜の振り返り
2.お楽しみアイテム(大豆)
3.夏期の土づくりアドバイス

<実技>
・畑をめぐって総括
・種まき(大豆)

作物ごとの学習ポイント

品目
学習ポイント
ジャガイモ
土のpH、pHが高過ぎる場合の対応方法
品種の違いによる味わいの違いを知る
トウモロコシ
トンネル保温による保温促成栽培
トウモロコシ特有の虫害対策
獣害対策
トマト
苗づくり
トマトの各種仕立て方等(断根、2本仕立て、4本仕立て等)
追肥の考え方・方法
野菜づくりでの有用菌や食酢の利用方法
品種による味わいの違いを知る
エダマメ
窒素肥料の種類と効き方の違い、必要窒素量の考え方
早生枝豆、晩生枝豆の性質の違い
飛来する虫の虫害対策
品種による味わいの違いを知る
ナス
ソルゴーを利用した障壁栽培で虫害対策・風対策
水管理
整枝
追肥
夏の暑さ対策
キュウリ
苗づくり
U字パイプの組み立て方・きゅうりネットの張り方
整枝・仕立て方
病害虫対策
追肥
スイカ
苗づくり
摘心と整枝
受粉
病害虫対策
ズッキーニ
苗づくり
受粉
風対策
病害虫対策
追肥
インゲン播種後の鳥よけ
U字パイプの組み立て方
つるありインゲン・つるなしインゲンの比較
つるありインゲン追肥
品種による味わいの違いを知る
葉物虫害対策
エグミがなくて甘くてみずみずしい葉物野菜づくり
虫害被害が出にくい「栽培適期」を知る

お楽しみアイテム

植え付け
落花生、サツマイモ、生姜、ウコン、大豆、ピーマン、唐辛子類、蕪、キャベツ、ゴーヤ、長ネギ、バジル、赤紫蘇、青紫蘇、
収穫
タマネギ、ニンニク、蕪、ピーマン、唐辛子類、キャベツ、レタス、長ネギ、バジル、赤紫蘇、青紫蘇、

※お楽しみアイテムは、栽培アイテムを変更する場合がございます

スケジュール

現在、38期生(2025年3月~7月)の受講生を募集中です。

2025年3月スタートの第38期農業実践教室は春夏野菜コースになります。

土曜クラス
水曜クラス
1回目
3/8
3/5
2回目3/223/19
3回目4/5
4/2
4回目4/19
4/16
5回目5/3
4/30
6回目5/17
5/7
7回目5/315/21
8回目6/7
6/4
9回目
6/21
6/18
10回目
7/57/2
収穫祭
7/127/12

※定員になり次第、締め切らせていただきます。ご希望くださる方は、お早目にお申し込みください。
※欠席する場合は、別曜日への振り替え参加(回数に限度有)、教室開催日以外の水曜、土曜の補講(講義ではなく管理作業)参加等で、できる範囲でフォローします。
※雨天・荒天時の場合は、延期になります。土曜クラスの延期は原則翌日の日曜日に、水曜クラスの延期は原則翌日の木曜日となります。

参加要領

項目詳細
開催時間
10:30~16:30頃 ※終了時間は、時期や天候、作業内容によって異なります
受講料
14万3千円(税込み)
※講義料、テキスト代、持ち帰り野菜代、種苗代、資材代、道具使用料を含む
アクセス・送迎
自家用車:貝塚IC下車後約15分、四街道IC下車後約20分(下記地図参照)
公共交通:千城台駅前ピックアップ又は御成台車庫バス停ピックアップ(詳細は説明会等でご案内)
ご用意いただくもの
長靴又は足袋、軍手、園芸用はさみ、弁当、飲み物
こちらで用意のあるもの
●種苗各種
農業実践教室では、講義で使用する種苗はすべてこちらでご用意します。全て無農薬で育てた苗です。

●クワ
畑を耕したり、畝をたてたり・・・必須アイテムです。

●鎌
除草作業に使います。

●草なぎ・除草に使います。広い場所の雑草刈りに使います。

●三角ホー
草ナギよりも狭い場所での雑草刈りに使います。

●手蓑(てみ)
収穫物を入れたり除草した雑草を入れたり様々な用途で使います。

●各種農業資材
マルチフィルム、トンネル枠、虫除けネット、不織布等各種資材は弊社でご用意いたします。

受講までの流れ

現地説明会に参加後お申し込み

STEP 1

本ページ下部のフォームから現地説明会へお申し込み

STEP 2

折り返しメールにて受付完了のご案内をいたします

STEP 3

当日、説明会へお越しいただきます

STEP 4

説明会にて参加希望の確認

STEP 5

指定の口座に受講料をお振込みいただきます

STEP 6

受講申し込み完了、教室へご参加いただきます

直接お申し込み

STEP 1

本ページ下部の講座お申し込みフォームからお申し込み

STEP 2

折り返しメールにて必要事項のご案内をいたします

STEP 3

指定の口座に受講料をお振込いただきます

STEP 4

受講申し込み完了、教室へご参加いただきます

アクセス

東京駅から車で約50分、公共交通は、千葉都市モノレール千城台駅、京成バス御成台車庫バス停が便利です。

地図を検索する場合は、グーグルで「農業実践教室」と入力してください。

畑の場所:千葉県千葉市若葉区谷当町
TEL:043-356-4831

お車でお越しの場合

京葉道路 貝塚IC下車、または東関東自動車道四街道IC下車

公共交通を利用する場合

JR千葉駅→京成バス「御成台車庫行き」(乗車時間約45分)→御成台車庫下車
千葉都市モノレール千城台駅→京成バス「御成台車庫行き」(乗車時間約10分)→御成台車庫下車

畑まで徒歩20分の位置に京成バス「御成台車庫」バス停がございます。
公共交通でお越しの方は、千城台駅又は御成台車庫バス停から送迎可能です(詳しくは各講座の参加要領をご確認ください)。

京成バス時刻表検索

<ご留意いただきたい事項>
・農業実践教室は、農業未経験者の方にレベルを合わせておりますことをご了承ください。
万が一お怪我をされた場合は、自己責任となりますことをご了承ください。
・農業実践教室は、隔週で開催することで、忙しい方でも参加しやすいスケジュールにしております。種まきから収穫まで皆さんにできるだけ多くの作業を体験してもらえるようカリキュラムを作っておりますが、天候等の影響で予定通りに作業できない場合もございますことをご了承ください。万が一重要なポイントを体験・確認できない場合は、テキストその他最善の方法でフォローいたします。
・収穫時期には野菜をお持ち帰りいただけますが、天候不良や虫害、病気のため収穫まで至らない可能性がゼロではないことをご了承ください。
・本教室は、大勢の受講生との共同作業になります。また、教室の畑の周囲には他の農家さんの畑があります。全体の運営を乱す行為、他の受講生や近隣の農家さんに迷惑をかけるような行為をされる方には参加をご遠慮いただくことがございます。
・本教室内での営業・集客・勧誘・宣伝活動は、いかなる場合も固くお断りします。
・講義の録音・録画は禁止させていただきます。
・本教室は、化学合成農薬不使用での野菜の作り方をお教えする教室です。本教室の模倣並びに教室運営ノウハウの取得等を目的とした方のご参加は固くお断りいたします。
・弊社の利益に反する行為、また教室運営に支障をきたすような行為をされる方には、途中で参加をご遠慮いただく場合がございます。なお、その場合につきましては、受講料のご返金はいたしかねますのでご了承ください。
・他に「農業実践教室」を名乗り、あるいは酷似した名称を使い、弊社ホームページの内容を模倣して教室事業を展開している事業者がありますが、弊社とは全く関係のない団体・事業者です。ご注意ください。

現地説明会
お申し込み
講  座
お申し込み
お問い合わせ