野菜づくり講座 秋冬野菜コース

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35期(2023年秋冬 8月~12月)
秋冬野菜コースとは

秋冬野菜コースは、秋冬期に作付け・収穫できる野菜の栽培管理を通じて、野菜づくり全般を学ぶコースです。コース期間は8月~12月です。秋冬期に栽培する主要野菜10品目を「基本アイテム」と位置づけ、しっかり学びます。基本アイテム10品目を栽培できるようになれば、様々な類似の野菜(お楽しみアイテム)の栽培も可能です。

 

講義内容

講義の様子

秋冬の野菜作りは、土づくりがポイント!

秋冬野菜は、虫害と台風や長雨、干ばつ等の極端な自然環境から野菜を守ることが栽培のポイントになります。
虫害と天候不良への対策は、野菜の根をしっかりと張らせて健康な野菜を作ることが何より大事です。そこで重要になってくるのが、土づくりです。堆肥と肥料の選び方、太陽熱養生処理、有用菌の使い方まで、一歩踏み込んで学びましょう。

おまけ加工品

おまけ 加工品づくり

農業実践教室では、収穫した作物を利用して加工品づくりを楽しむこともあります。
秋冬期は、ジンジャーエール、沢庵、タバスコソース等、普段、商品として買うことが多いものを敢えて手作りで作ってみましょう。手作り加工品の味は、今まで市販品で知っていた味とはかなり違うことが多いです。そして、どれも手作り品の方が圧倒的に美味しいです。
※加工品づくりは、講義の進捗状況や作物の出来等に応じて実施します。

お楽しみアイテム

お楽しみアイテム

お楽しみアイテムは、栽培期間が教室1期分(5カ月)の期間に収まらないもの、教室で栽培方法をテキスト付きで教える基本アイテムと栽培方法が似ている作物等を“おまけ”で栽培するものです。基本アイテムを学べば、その応用でお楽しみアイテムも栽培できます。
 お楽しみアイテムは、基本アイテムの講義の合間に、可能な範囲で受講生の皆さんに管理に携わっていただき、収穫を楽しんでいただきます。1年間継続して教室に通っていただくと、お楽しみアイテムの全体的な管理を理解できます。

持ち帰り野菜

持ち帰り野菜

秋冬野菜コースの持ち帰り野菜は、ダイコン、キャベツ、ニンジン等使い勝手の良い野菜が多く、受講生に大変好評です。お持ち帰りいただく野菜は、基本アイテム10品目に加えて、「お楽しみアイテム」で春夏から育ててきた生姜、落花生、サトイモ、サツマイモ、唐辛子類、枝豆等もあります。
たっぷりお持ち帰りいただきますので、毎日の食卓で、美味しい野菜を存分に楽しんでください。

カリキュラム

講義予定内容

理論・実技
1回目<理論>
1.畑の準備から栽培、収穫までの流れ
2.土づくりとは
①堆肥と肥料
②太陽熱養生処理
③土壌分析
3.光合成の仕組み
4.堆肥・肥料ふり、畝づくりのポイント
5.野菜の特徴・栽培のポイント(ニンジン)

<実技>
・堆肥・肥料振り
・クワの使い方の練習
・畝作り
・太陽熱養生処理
・種播き(ニンジン)
2回目<理論>
1.野菜が生長する仕組み
2.資材について:マルチフィルム、遮光ネット
3.8月播種・定植のポイント
4.野菜の特徴・栽培のポイント(ブロッコリー、キャベツ)
5.育苗(キャベツ、ブロッコリー)
6.除草
7.納豆菌・酵母菌・乳酸菌についてとその培養

<実技>
・畝作り
・マルチフィルム張り
・防虫ネット張り
・太陽熱養生処理
・育苗(キャベツ、ブロッコリー)
・苗定植(キャベツ、ブロッコリー)
・除草
・菌の培養
3回目<理論>
1.台風対策
2.9月播種・定植のポイント
3.野菜の特徴・栽培ポイント(春菊、白菜、レタス、ダイコン)
4.育苗(レタス、白菜)
5.お楽しみアイテムについて(玉ねぎ)

<実技>
・マルチフィルム張り
・定植(白菜、レタス)
・マルチフィルム張り
・防虫ネット張り
・種まき(春菊、ダイコン、玉ねぎ)
・菌の培養
4回目<理論>
1. 土のpH
2.固定種について
3.野菜の特徴・栽培のポイント(ダイコン、ほうれんそう、春菊、カブ)
4.秋播きの緑肥:種類と効果、肥料、活用方法

<実技>
・種まき(ほうれんそう、シュンギク、カブ)
・各種苗定植
・pHの測定
・間引き
・緑肥の施肥、播種
5回目
<理論>
1.秋から冬にかけての栽培管理
2.硝酸態窒素について
3.稲わら、もみがら、篠竹等自然素材の利用方法
4.10月播種・定植のポイント
5.野菜の特徴・栽培のポイント(葉物)

<実技>
・各種野菜の栽培管理
・もみがら燻炭づくり
6回目
<理論>
1.この時期までの栽培状況についての考察
2.お楽しみアイテムについて(ニンニク、ソラマメ、エンドウ)
3.緑肥について

<実技>
・各種野菜の栽培管理
・お楽しみアイテムの種播き(ニンニク、ソラマメ、エンドウ)
7回目
<理論>
1.保温栽培
2.霜よけ
3.秋冬野菜の収穫適期、収穫方法、保存方法

<実技>
・各種野菜の栽培管理
・堆肥管理
・トンネル栽培
・生姜、サトイモ、ウコンの地下保存
8回目
<理論>
1.堆肥の作り方その2(身近な素材を使う)
①落ち葉堆肥作り
②野菜残渣堆肥作り
2.良い堆肥、悪い堆肥の見分け方
3.堆肥についての総まとめ

<実技>
・各種野菜の栽培管理
・落ち葉堆肥づくり
・残渣堆肥づくり
9回目
<理論>
1.冬期の畑管理と栽培管理の注意点
2.春作に向けての準備
3.作付け計画の作り方と菜園の回し方

<実技>
・各野菜の栽培管理
・堆肥管理
10回目
<理論>
1.秋冬野菜栽培の振り返りと総まとめ

<実技>
・畑をめぐって総括
・堆肥管理

作物ごとの学習ポイント

品目
学習ポイント
ニンジン
太陽熱養生処理で除草作業要らずの人参づくり
品種の違いによる味わいの違いを知る
ブロッコリー
苗づくり
虫害対策
類似のカリフラワー類も栽培する
キャベツ
苗づくり
虫害対策
結球させるためのポイントを知る
品種による味わいの違いを知る
レタス
苗づくり
窒素肥料の量と虫害を発生させない管理
霜対策
ダイコン
太陽熱養生処理(土作りの力で、肌がキレイでまっすぐな大根を作る)
虫害対策
シュンギク
霜対策
脇芽収穫で長く収穫を楽しむ
エグミがないシュンギクづくり
葉物野菜
虫害対策
エグミがなくて甘くてみずみずしい葉物野菜づくり
ホウレンソウ
土のpH、pHに応じた対処方法
寒締め栽培
生で食べてもエグミがなく、糖度が高いホウレンソウづくり
カブ
播種時期の見極めと保温栽培
固定種・改良種での味わいや生育の違いの比較
ハクサイ
苗づくり
土作りで虫害と病気を予防する
結球して締まりのあるハクサイを作るためのポイントを知る
品種の違いによる味わいの違い

お楽しみアイテム

植え付け
タマネギ、ニンニク、カリフラワー、紫キャベツ等
収穫
赤紫蘇、青紫蘇、バジル、ピーマン、カリフラワー、紫キャベツ、鷹の爪、タバスコペッパー、ハラペーニョ、長ネギ、生姜、大豆、落花生、サツマイモ等

※お楽しみアイテムは、栽培アイテムを変更する場合がございます

スケジュール

35期生(2023年8月〜12月)現在募集中!

2023年8月スタートの第35期農業実践教室は秋冬野菜コースになります。

土曜コース
水曜コース
1回目
8/5
8/2
2回目
8/198/16
3回目
9/28/30
4回目
9/169/6
5回目
9/309/20
6回目
10/710/4
7回目
10/2110/18
8回目
11/411/1
9回目
11/1811/15
10回目
12/211/29
収穫祭12/9
12/9

※欠席する場合は、別曜日への振り替え参加、教室開催日以外の水曜、土曜の補講(講義ではなく管理作業になります)参加等調整できます。
※定員になり次第、締め切らせていただきます。ご希望くださる方は、お早目にお申し込みください。

参加要領

項目詳細
開催時間
10:30~16:30頃
受講料
14万3千円(税込み 講義料、テキスト代、持ち帰り野菜代、種苗代、資材代、道具使用料を含む)
アクセス・送迎
自家用車:貝塚IC下車後約15分、四街道IC下車後約20分(下記地図参照)
公共交通:千城台駅前にてピックアップ(お申し込み先着順)が可能です
ご用意いただくもの
長靴又は足袋、軍手、園芸用はさみ、弁当、飲み物
こちらで用意のあるもの
●種苗各種
農業実践教室では、講義で使用する種苗はすべてこちらでご用意します。全て無農薬で育てた苗です。

●クワ
畑を耕したり、畝をたてたり・・・必須アイテムです。

●鎌
除草作業に使います。

●草なぎ・除草に使います。広い場所の雑草刈りに使います。

●三角ホー
草ナギよりも狭い場所での雑草刈りに使います。

●手蓑(てみ)
収穫物を入れたり除草した雑草を入れたり様々な用途で使います。

●各種農業資材
マルチフィルム、トンネル枠、虫除けネット、不織布等各種資材は弊社でご用意いたします。

受講までの流れ

現地説明会に参加後お申し込み

STEP 1

本ページ下部のフォームから現地説明会へお申し込み

STEP 2

折り返しメールにて受付完了のご案内をいたします

STEP 3

当日、説明会へお越しいただきます

STEP 4

説明会にて参加希望の確認

STEP 5

指定の口座に受講料をお振込みいただきます

STEP 6

受講申し込み完了、教室へご参加いただきます

直接お申し込み

STEP 1

本ページ下部の講座お申し込みフォームからお申し込み

STEP 2

折り返しメールにて必要事項のご案内をいたします

STEP 3

指定の口座に受講料をお振込いただきます

STEP 4

受講申し込み完了、教室へご参加いただきます

アクセス

東京駅から車で約50分、公共交通は、千葉都市モノレール千城台駅、京成バス御成台車庫バス停が便利です。

地図を検索する場合は、グーグルで「農業実践教室」と入力してください。

畑の場所:千葉県千葉市若葉区谷当町
TEL:043-356-4831

お車でお越しの場合

京葉道路 貝塚IC下車、または東関東自動車道四街道IC下車

公共交通を利用する場合

JR千葉駅→京成バス「御成台車庫行き」(乗車時間約45分)→御成台車庫下車
千葉都市モノレール千城台駅→京成バス「御成台車庫行き」(乗車時間約10分)→御成台車庫下車

畑まで徒歩20分の位置に京成バス「御成台車庫」バス停がございます。
公共交通でお越しの方は、千城台駅又は御成台車庫バス停から送迎可能です(詳しくは各講座の参加要領をご確認ください)。

京成バス時刻表検索

<ご留意いただきたい事項>
・農業実践教室は、農業未経験者の方にレベルを合わせておりますことをご了承ください。
・万が一お怪我をされた場合は、自己責任となりますことをご了承ください。
・農業実践教室は、隔週で開催することで、忙しい方でも参加しやすいスケジュールにしております。種まきから収穫まで皆さんにできるだけ多くの作業を体験してもらえるようカリキュラムを作っておりますが、天候等の影響で予定通りに作業できない場合もございますことをご了承ください。万が一重要なポイントを体験・確認できない場合は、テキストその他最善の方法でフォローいたします。
・収穫時期には野菜をお持ち帰りいただけますが、天候不良や虫害、病気のため収穫まで至らない可能性がゼロではないことをご了承ください。
・本教室は、大勢の受講生との共同作業になります。また、教室の畑の周囲には他の農家さんの畑があります。全体の運営を乱す行為、他の受講生や近隣の農家さんに迷惑をかけるような行為をされる方には参加をご遠慮いただくことがございます。
・講義の録画、録音は禁止です。
・本教室内での営業・集客・勧誘・活動は、いかなる場合も固くお断りします。
・本教室は、無農薬での野菜の作り方をお教えする教室です。本教室の模倣並びに教室運営ノウハウの取得等を目的とした方のご参加は固くお断りいたします。
・弊社の利益に反する行為、また教室運営に支障をきたすような行為をされる方には、途中で参加をご遠慮いただく場合がございます。なお、その場合につきましては、受講料のご返金はいたしかねますのでご了承ください。
・他に「農業実践教室」を名乗り、あるいは酷似した名称を使い、弊社ホームページの内容を模倣して教室事業を展開している事業者がありますが、弊社とは全く関係のない団体・事業者です。ご注意ください。

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